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The Elder ScrollsIV:オブリビオン
襲来する魔物たちから世界を守るため、失われた王位継承者を見つけ出し、世界を破滅へと導く陰謀を阻止しなければならない。世界は今、君の手に委ねられたのだ・・・。
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| The Elder ScrollsIV:オブリビオン |
次の街を目指して街道を進んでいると、やがて陽が沈みだし夜になってしまった。
夜空に浮かぶ満点の星空を眺めながら歩いていると、
遠くの方からたいまつを持った衛兵が馬を走らせてやってくる。スレ違いざま軽く会釈をして、
彼はまた街道のかなたへと消えていった。なんだか慌てているようだが、何か事件でも起きたのだろうか？
深夜になって街に辿りつくと、突然雨が降り出す。雨でかすむ街の中、
ようやく見つけた宿屋に飛び込む。店主に金を渡し、二回の部屋に入ると、
テーブルの上に並べられたおいしそうな料理には目もくれず、ベッドにもぐりこみ疲れた体を癒す。
まぶたを閉じながら、明日は何をしようかと思いを馳せる。
調合用の花や草・キノコなどを拾いながら街の近辺を散策し、
自然の美しさを堪能するのもいいかもしれない。
新しいダンジョンの入り口や隠れ家を見つけて、
ゴブリンや山賊達をしばきながらレアアイテムを集めるのも一興だ。
戦士ギルドで依頼を受けて、己の鍛錬とギルドでの地位向上・謝礼金獲得に励むのもよかろう。
街の人々から話を聞いて、新しいクエストの情報を手に入れるのもいいかも。 |
| The Elder ScrollsIV:オブリビオンレビュー |
これからのスタンダードになるかもしれない作品, 2007/9/29
今までのRPGは型にはまった主のストーリーをこなしつつ、
サブイベントをやり込み要素としてという形が基本でした。しかし、
オブリビオンは、全く逆転の発想をしたゲームであると言えます。
アクションあり、冒険あり、GTAのような事も可能であり、ひとえにRPGと、
括ることは出来ない作品です。次世代DVDによってディスク容量が増え、
これからこういうジャンルに縛られない作品は、増えてくると思います。
ゲームの中で自由に行動する面白さ
一度オブリビオンをやれば分かります。
よくまぁここまで作りこんだものです…, 2007/9/29
まるでファンタジー小説の中の世界に入り込んだかのようなゲームです。
プレイしてまず世界の臨場感のすさまじさに圧倒されます。
臨場感ある自然表現……生い茂る草木は風になびき、
木の葉の隙間からさしこむ光のまぶしさに目をしかめます。
美しい川や湖で心を癒されたり。各地に点在する自然の洞穴に入ると、
たいまつによって照らされる壁面や地面のなんとリアルな事。
作りこんだ人工物……家や城・神殿・埠頭・船舶・朽ちた遺跡・地下水路などの造形はもちろん、
中の家具や小物類まで手をかけて作りこんでいます。
テーブルの上に並べられた料理を見ると、『生活感』が感じられたり。
リアルタイムで時が経っていき、同じ場所でも朝・昼・夕方・夜で違った様相を見せてくれます。
また、リアルタイムで変わるのは時刻だけでなく、天候もそうで、はげしい雨が突然降りだすなんて事も…。
ここまで臨場感が高まると、フィールドや街の中を歩いているだけでも楽しいです。
（しかもフィールドはめちゃくちゃ広大）
臨場感を感じさせるのは、グラフィック面だけでなく、街の人々の行動面でもそうで、
進化したAIによって独自の行動を取る人々は、時々思いもかけない事件を引き起こしたり。
街中で言い争いをしてるので眺めていたら、殺し合いに発展し、
近くにいた衛兵が乱入して喧嘩両成敗よろしく双方を惨殺したり…。
宿屋で目が覚めると階下が騒がしいので階段を下りると、男が剣を振り回して暴れており、
かけつけた衛兵と協力して退治したなんて事も…。
ボリューム面はやりすぎと言えるほど。メインのクエスト以外に膨大な数のサブクエストあり。
（いずれも変化に富んでいる）
クエストクリア以外にも金策に走ったり・調合用の素材集めを楽しんだり、
悪の道をつき進んだり、新しい魔法を覚えたり、
各地に点在するダンジョンや遺跡・隠れ家の探検を楽しんだり、
世界中に存在する書物を読んでまわったりと、やれる事ありすぎ。
プレイアビリティの面でも快適で、一度行ったエリアには瞬時にワープでき
（もちろん時間をかけて歩いていっても良いですが）、
また現在選択中のクエストの目的地が表示されるため、サクサクとクエストをクリアしていけます。
（各クエストは保留・進行の切り替えが可能で、どのクエストからクリアしていってもかまいません。）
映像面・ボリューム面・システム面のいずれにおいてもおそろしいまで作りこまれた作品です。
海外で数々の賞を取りまくったのも納得。
Xbox360・PS3の両方で発売されているので、どちらかの機種を持ってるなら、
一度はプレイしてみる事を是非おすすめしたいです。 |
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